演題

OP-062-2

当教室における膵癌術後補助療法としてのGEM併用MUC1-CTL療法の治療成績

[演者] 松井 洋人:1
[著者] 硲 彰一:1, 徳光 幸生:1, 新藤 芳太郎:1, 松隈 聰:1, 飯田 通久:1, 徳久 善弘:1, 坂本 和彦:1, 鈴木 伸明:1, 爲佐 卓夫:1, 上野 富雄:1, 吉野 茂文:1, 岡 正朗:2
1:山口大学消化器・腫瘍外科, 2:山口大学

【背景】教室では膵癌治癒切除例に対し術後補助療法として、膵癌細胞に高発現する糖鎖抗原MUC1を特異的に認識する自己リンパ球移入療法(MUC1-CTL療法)を施行している。また、2007年からはGemcitabine(GEM)を併用した。【目的】今回、GEM併用MUC1-CTL療法の治療成績を検討した。【対象と方法】2007年1月~2012年12月まで当科で施行した膵癌肉眼的治癒切除後、本療法を施行した44例に対し、無再発生存期間、肝再発率、生存率について検討した。また、腫瘍因子、各種生化学検査値、移入時のリンパ球サブセット等を用いて予後因子を検討した。【臨床的結果】無再発生存期間は中央値で11.7か月、肝再発率は38.4%、局所再発率は18.1%であった。全生存率は2年49.0%、5年15.1%であり、MSTは23.4カ月であった。【結語】膵癌術後補助療法としての本療法は、肝転移を抑制する可能性が示唆されたが、生存期間の改善の為に、更なる併用療法の検討などが必要と考えられた。
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