演題

OP-061-1

腹腔動脈合併尾側膵切除術 (DP-CAR) を施行した局所進行膵体部癌症例における術前因子を用いた予後予測指標

[演者] 市之川 正臣:1
[著者] 三浦 巧:2, 中村 透:1, 那須 裕也:1, 福田 直也:1, 米森 敦也:1, 金井 基錫:1, 倉島 庸:1, 海老原 裕磨:1, 村上 壮一:1, 田本 英司:1, 土川 貴裕:1, 岡村 圭祐:1, 七戸 俊明:1, 平野 聡:1
1:北海道大学消化器外科Ⅱ, 2:NTT東日本札幌病院外科

腹腔動脈合併尾側膵切除術 (DP-CAR) は主要血管浸潤を伴う局所進行膵体部癌症例に対し良好な局所制御を可能とするが、術後早期に肝転移等の再発を認めた症例も存在し、DP-CAR対象症例の予後予測を可能とする指標が必要と考えた。後ろ向きコホート研究を行い以前に結果を報告した(Surgery 2014;155:457-67 )。術前血小板数(≦15万/L)、術前CRP値(≧0.4mg/dl)、術前CA19-9値(≧300U/ml)が独立予後予測因子として抽出され、各因子へ1点を与え、合計点(0点~3点)を術前予後予測スコア (PPS) と定義した。今回2009年〜2013年3月にDP-CARを施行した22例を用いて最近の症例でも本スコアリングシステムが適切に機能しているか検証を行った。生存期間中央値はPPS0点群(16例)で未確定、PPS1点群(4例)で22.6ヵ月、PPS2/3点群(2例)で14.0ヵ月であった。前回の報告と概ね同等で、本スコアリングシステムは適切な治療選択を行う上で有用と考えられた。
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