演題

OP-060-6

浸潤性膵管癌のリンパ節転移個数が術後予後に与える影響

[演者] 福田 泰也:1
[著者] 前田 栄:1, 濵 直樹:1, 宮本 敦史:1, 原口 直紹:1, 山本 和義:1, 三宅 正和:1, 西川 和宏:1, 大宮 英泰:1, 宮崎 道彦:1, 池田 正孝:1, 平尾 素宏:1, 高見 康二:1, 関本 貢嗣:1, 中森 正二:1
1:国立病院大阪医療センター外科

【背景】膵癌におけるリンパ節(LN)転移個数が予後に与える影響についての見解は十分でない。今回、LN転移個数が膵癌術後予後に与える影響について検討した。【対象】2003年~2013年に当科で膵癌に対して手術をした157例中、M0かつR0,1手術が得られた113例。郭清はD2。【結果】T因子はUICC分類でT1/2/3/4=4/8/101/0。郭清LNの個数/転移個数は、32(1-92)/2(0-16)。転移個数の内訳はN0/1-3/≧4=37/43/33。リンパ節転移個数ごとの1生/3生/5/生率/MSTは、N0:73/45/32(%)/28(mo)、N1-3:81/48/31(%)/35(mo)で、N0とN1-3の予後に有意差なし(p=.56)。N≧4:79/22/0(%)/23(mo)で、N0/1-3と比して有意に予後不良(p<.05)。術後予後に影響する因子では、LN転移個数(N≧4)が最も強い因子であった(HR=2.41,95%CI:1.30-4.46,p=.005)。【まとめ】LN転移陽性であってもN1-3はN0と同等の生存が得られており、N4≧と区別しうる可能性が示唆される。
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