演題

OP-060-3

膵癌切除標本における癌幹細胞マーカーc-Metの発現の意義

[演者] 富原 英生:1
[著者] 富丸 慶人:1, 江口 英利:1, 岩上 佳史:1, 友國 晃:1, 浅岡 忠史:1, 和田 浩志:1, 川本 弘一:1, 丸橋 繁:1, 永野 浩昭:1, 森 正樹:1, 土岐 祐一郎:1
1:大阪大学消化器外科

【背景】膵癌切除標本における癌幹細胞(CSC)マーカーであるc-Metの発現の予後に関する意義について検討した.【対象・方法】当院における膵癌根治切除例92例を対象とし,対象症例の切除標本におけるc-Metの発現を評価し,予後との関連を評価した.c-Metの発現は免疫組織化学染色の結果に基づいてc-Met高発現/低発現に分類して評価した.【結果】c-Metの発現状況は高発現43例(47%),低発現49例(53%)であった.c-Met高発現群の無再発生存期間は低発現群と比較して有意に短かった.累積生存期間に関しても,c-Met高発現群では低発現群と比較して有意に短かった.多変量解析では,c-Met発現は無再発生存期間および累積生存期間を規定する唯一の有意な因子であった.【結語】膵癌切除標本における癌幹細胞マーカーであるc-Metの発現は切除後の予後を規定すると考えられた.
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