演題

OP-060-2

膵癌術後補助化学療法中に腫瘍マーカーの正常化が得られた症例の予後

[演者] 益子 太郎:1
[著者] 古川 大輔:1, 矢澤 直樹:1, 和泉 秀樹:1, 山田 美鈴:1, 増岡 義人:1, 福光 寛:2, 飛田 浩輔:3, 中郡 聡夫:1, 小澤 壯治:1, 貞廣 荘太郎:1, 安田 聖栄:1, 今泉 俊秀:4
1:東海大学消化器外科, 2:東海大学大磯病院外科, 3:東海大学八王子病院外科, 4:東海大学東京病院外科

【目的】腫瘍マーカー学的R0が得られない症例の中で、術後補助化学療法中の正常化の意義を明らかにする。【対象】2006年~2012年の膵癌切除例177例。【方法】CA19-9は当院での基準値を30U/lをカットオフ値として、術前値、術後1ヶ月、術後3ヶ月、6ヶ月の値を用いた。術前正常値群をA群、術前高値/術後1ヶ月正常化群をB群、術前術後高値/術後補助化学療法中に正常化群をC群、いずれの時期も高値群をD群と定義した。【結果】A群は39例、B群77例、C群15例、D群46例であった。A群はMST69.9m(95%CI:24.9-114.8)、B群はMST32.6m(25.4-39.7)、C群はMST38.0 m (15.3-60.8)、D群はMST13.5 m (10.8-16.1)であった。A、B、C群間には有意差はなかったが、D群はA、B、C群いずれに対しても有意に予後不良であった(p<0.001)。【結語】術後補助化学療法中のCA19-9の正常化は腫瘍マーカー学的R0が得られた症例と同等の予後が得られる。
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