演題

OP-059-7

膵癌におけるポドプラニン発現の予後との関連の検討

[演者] 平山 和義:1
[著者] 河野 寛:1, 赤澤 祥弘:1, 中田 祐紀:1, 若菜 弘幸:1, 福島 久貴:1, 藤井 秀樹:1
1:山梨大学第一外科

【背景】最近、いくつかの悪性腫瘍において、腫瘍間質に発現するポドプラニンと予後との関連について報告がある。一方、膵癌は癌間質が豊富であり、膵星細胞がポドプラニンを発現すると予想される。そこで、膵癌間質のポドプラニン発現と予後との関連を検討した。【方法】浸潤性膵管癌切除症例95例を対象に、D2-40抗体で染色し陽性部の割合を計測した。【結果】強発現群と弱発現群に分けて検討したところ、無再発期間(DFS)と全生存期間(OS)に有意差を認めた。更に、リンパ節転移の有無で検討すると、リンパ節転移を伴う症例ではDFSとOSに有意差を認めた。しかし、リンパ節転移の有無によって両群でのポドプラニン発現に有意差は認めなかった。また、最大腫瘍径で検討すると、2cmを超える症例ではDFSとOSに有意差を認めた。また、Cox比例ハザード分析でポドプラニン発現はDFSとOSで有意差を認めた。【結語】膵癌間質のポドプラニン発現は予後に関連する。
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