演題

OP-059-2

膵癌細胞株におけるプラズマ治療の可能性 -第4の癌治療法となり得るか-

[演者] 服部 憲史:1
[著者] 山田 豪:1, 岩田 直樹:1, 神田 光郎:1, 田中 千恵:1, 小林 大介:1, 中山 吾郎:1, 藤井 努:1, 杉本 博行:1, 小池 聖彦:1, 野本 周嗣:1, 藤原 道隆:1, 小寺 泰弘:1
1:名古屋大学消化器外科

【目的】膵癌細胞株に対するプラズマ照射液(plasma activated medium (以下、PAM))による抗腫瘍効果を検討する。【方法】膵癌細胞株と正常細胞株を用い、PAMによる細胞障害性とそのメカニズムを検討した。さらにマウス皮下腫瘍モデルを用い、in vivoでのPAMの治療効果を検証した。【結果】膵癌細胞株においてPAMによる抗腫瘍効果を確認した。正常細胞株では、癌細胞株と比較してPAMに対する抵抗性を示した。膵癌細胞株はPAMによりapoptosisが誘導され、細胞内における活性酸素種(ROS)産生が増加した。皮下腫瘍モデルにてControl群とPAM投与群における腫瘍体積の比較を行ったところ、PAM投与群において有意な腫瘍増殖抑制効果を認めた。【結語】プラズマ照射液は膵癌細胞株においても選択的な抗腫瘍効果を認め、ROS産生によってapoptosisが誘導されることが示唆された。プラズマ照射液による新たな治療は、膵癌治療において有望な治療法となるかもしれない。
詳細検索
アプリバナー iPhone版,iPad版 Android版