演題

OP-058-1

ヒト膵臓癌細胞株におけるメシル酸ナファモスタット併用によるナブパクリタキセル+塩酸ゲムシタビン療法のNF-κB活性化の抑制、抗腫瘍効果増強の検討

[演者] 堀内 尭:1
[著者] 矢永 勝彦:1, 白井 祥睦:1, 岩瀬 亮太:1, 春木 孝一郎:1, 藤原 祐樹:1, 古川 賢英:1, 柴 浩明:1, 宇和川 匡:1, 大橋 十也:2, 大木 隆生:1
1:東京慈恵会医科大学外科, 2:東京慈恵会医科大学総合医科学センターDNA医学研究所遺伝子治療研究部

【目的】メシル酸ナファモスタット(NM) が抗癌剤によって活性化されたNF-κBを抑制し、塩酸ゲムシタビン(GEM)とナブパクリタキセル(nab-PTX)併用療法の抗腫瘍効果を増強することを示す。【方法】in vitroにおいてヒト膵臓癌細胞株を以下の5群に分類しNF-κBの活性化をELISA法、Cell viabilityをMTT assayにて評価した:①GEM単剤群、②GEM・nab-PTX併用群、③NM単剤群、④GEM・nab-PTX・NMの3剤併用群、⑤コントロール群。【結果】GEM・nab-PTX・NM群はGEM・nab-PTX群に比して有意にCell viabilityの低下を認めた。また、GEM・nab-PTX群はコントロール群に比して有意にNF-κB 活性が高く、GEM・nab-PTX・NM 群とNM群はそれぞれGEM・nab-PTX群とコントロール群に比して有意にNF-κB 活性が抑制された。【結論】ヒト膵臓癌細胞株においてNMは有意にNF-κB活性を抑制し、GEM・nab-PTX併用療法の抗腫瘍効果を増強した。
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