演題

OP-057-2

膵癌におけるPrrx1a-Metadherinを介した転移メカニズムの解明

[演者] 鈴木 謙介:1
[著者] 高野 重紹:1, 吉富 秀幸:1, 清水 宏明:1, 大塚 将之:1, 加藤 厚:1, 古川 勝規:1, 高屋敷 吏:1, 久保木 知:1, 岡村 大樹:1, 鈴木 大亮:1, 酒井 望:1, 賀川 真吾:1, Rustgi Anilk:2, 宮崎 勝:1
1:千葉大学臓器制御外科, 2:University of Pennsylvania

【背景】膵臓の発生、再生、癌化に関わる因子として同定されたPrrx1のisoformであるPrrx1aは、膵癌細胞のMETを誘導し転移形成に関わる事が判明。Prrx1aとstemness、抗癌剤耐性との相関を評価、さらにPrrx1aの下流因子を同定し膵癌の浸潤転移機構を解明する。【方法】膵癌の癌化モデルKPC miceより単離した膵癌細胞でPrrx1a発現と膵癌幹細胞marker(CD133,CD44/CD24,EpCAM)発現との関連をFACSで解析、Prrx1a抑制細胞でGemcitabine耐性有無を評価。さらにChIP seqにより同定された蛋白に注目し、予後との関連を免疫染色にて解析。【成績】Prrx1a過剰発現で幹細胞マーカーは有意に増加、Prrx1a抑制でGemcitabineの殺細胞効果が有意に増加。同定されたPrrx1aの下流因子であるMetadherin(MTDH)の発現を、2006~2012年に切除術施行された172例の浸潤性膵管癌標本にて解析中。【結論】Prrx1aはMTDHを介し転移制御に関与、その抑制は転移治療に応用できる可能性がある。
詳細検索
アプリバナー iPhone版,iPad版 Android版