演題

OP-056-7

80歳以上の超高齢者に対する膵頭十二指腸切除の施行に関する検討

[演者] 白木 孝之:1
[著者] 下田 貢:1, 多胡 和馬:1, 渋谷 紀介:1, 清水 崇行:1, 松本 尊嗣:1, 櫻岡 佑樹:1, 森 昭三:1, 礒 幸博:1, 加藤 正人:1, 窪田 敬一:1
1:獨協医科大学第二外科

背景: 80歳以上に対する膵頭十二指腸切除(PD)が増えている。安全に施行し得るかを検討する。方法:2008年1月から2012年9月に行ったPD129例を80歳以下(U-80:n=115)と以上(O-80:n=14)に分け解析した。結果:Overall survivalに差はなかった(p=0.226)。Alb(3.52 g/dl vs 2.75g/dl:p<0.001)、pre-alb(22.7 mg/dl vs 16.1mg/dl:p=0.003)、ChE(246.0 U/l vs 200.U/l:p=0.005)、NLR(2.14 vs 2.60:p=0.027)で差を認めた。術後在院日数(35.15日vs 39.50日:p=0.104)、術中出血量(555ml vs 550ml:p=0.782)、手術時間(456分vs 426分:p=0.344)、術後出血の有無(U-80:n=6、O-80:n=4:p=0.928)、GradeB以上の膵液ろうの発生数(U-80:n=62、O-80:n=8:p=0.819)に差は認めなかった。考察:重篤な合併症の発生率に差がなく、在院日数にも差を認めなかった。超高齢者へのPDは安全に施行可能と考えられた。結論:80歳以上でも、安全にPDを施行可能である。
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