演題

OP-056-3

13C-Trioctanoin呼気試験を用いた膵頭部領域疾患に対する術式別脂肪消化吸収能の評価検討

[演者] 越智 隆之:1
[著者] 石原 慎:1, 伊東 昌広:1, 浅野 之夫:1, 津田 一樹:1, 志村 正博:1, 清水 謙太郎:1, 林 千紘:1, 堀口 明彦:1
1:藤田保健衛生大学胆膵外科

【目的】近年では臓器温存術式が広く行われるようになった。そこで13C-Trioctanoin呼気試験を用いて膵頭部領域疾患の術後の脂肪消化吸収能を比較検討した。【対象】PD12例、PPPD20例、SSPPD65例、DPPHR13例。【方法】ラコール200kcal+脂肪負荷20gに13C-Trioctanoinを添加し内服させ、経時的に呼気を採取し、13C累積回収率を測定した。薬理学で用いられるWagner-Nelson法解析を用いて、各術式別に術前後の消化吸収能を比較検討した。さらに摘出標本から膵線維化程度別に分類し、術式別に検討した。【結果】健常人と各術式別術後の比較ではDPPHRと健常人は有意差を認めなかった。PD,PPPD,SSPPDは健常人より低下していた。術式別における術前後の比較ではDPPHRは有意差を認めず、PD,PPPD,SSPPDは有意に低下していた。線維化程度別でもDPPHRは他の術式に比べ高度線維化例以外は有意に良好な結果が得られた。
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