演題

OP-056-1

modified E-PASSスコアを用いた膵頭十二指腸切除術の手術侵襲評価

[演者] 塩澤 俊一:1
[著者] 碓井 健文:1, 久原 浩太郎:1, 土屋 玲:1, 宮内 竜臣:1, 河野 鉄平:1, 浅香 晋一:1, 山口 健太郎:1, 横溝 肇:1, 島川 武:1, 吉松 和彦:1, 勝部 隆男:1, 成高 義彦:1
1:東京女子医科大学東医療センター外科

【目的】高齢者に対するPDの適応をmodified E-PASSで評価した.【対象・方法】対象は1990~2013年にPDを施行した70歳以上の膵頭部領域癌212例. A群(80-88歳, 28例)とB群(70-79歳, 184例)の2群で, 合併症発生リスクを①術前リスクスコア:PRS ②PD手術侵襲スコア:SSSf ③総合リスクスコア:CRSf をもとに算出. CRSf値で合併症発生率, PD適応基準を評価した. 【結果】1)PDのSSSfは0.568であった. 2) 合併症, 在院死亡の発生率はA群: 42.9%, 3.6% , B群: 34.4%, 3.3%で差はなく, その発生頻度はCRSfと相関した(p=0.002 ). 3)ROC曲線によるCRSfのcut-off値はA群: 0.38, B群: 0.48. cut-off値以上はA群:19例(67.9%), B群: 74例(40.2%)で, A群で高値であった(p=0.006). 【結語】mE-PASSによる術前のCRSf予測値が80歳代で0.38, 70歳代で0.48以下ならば,安全にPDが施行できる可能性が高い. 本法は高齢者や併存疾患を有する症例の術前評価法として有用である.
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