演題

OP-055-5

膵頭十二指腸切除における右肝動脈分岐異常に関する検討

[演者] 前原 伸一郎:1
[著者] 副島 雄二:1, 本村 貴志:1, 梶原 勇一郎:1, 中西 良太:1, 藤中 良彦:1, 岩佐 憲臣:2, 大峰 高広:2, 本坊 拓也:1, 山岡 輝年:2, 川口 英俊:3, 白石 猛:4, 高橋 郁雄:1, 西崎 隆:1
1:松山赤十字病院外科, 2:松山赤十字病院血管外科, 3:松山赤十字病院乳腺外科, 4:松山赤十字病院 臨床腫瘍科

【背景】膵頭十二指腸切除においての分岐異常右肝動脈の血管処理について検討を行った。【方法】2005年1月から2014年8月までに当院にて膵頭十二指腸切除を施行した150例のうち、右肝動脈がSMAより分岐している症例について、手術方法・臨床経過について検討した。【結果】右肝動脈の分岐異常は19例であった。このうち、腫瘍と右肝動脈が接していたものは3例であり、1例は血管を結紮切離、2例は腫瘍から血管の剥離を行った。右肝動脈切離症例は根治切除となったが術後に肝右葉に限局する難治性の多発肝膿瘍を認めた。一方、血管剥離例のうち一例は術後早期に再発し3カ月で死亡した。【結論】腫瘍と接している場合、切除によりR0が目指せるのであれば血管切除を行うが、切除による合併症を考慮する必要がある。
詳細検索
アプリバナー iPhone版,iPad版 Android版