演題

OP-055-3

膵頭十二指腸切除術後再入院の危険因子

[演者] 里井 壯平:1
[著者] 柳本 泰明:1, 山本 智久:1, 廣岡 智:1, 山木 壮:1, 良田 大典:1, 井上 健太郎:1, 道浦 拓:1, 松井 陽一:1, 權 雅憲:1
1:関西医科大学枚方病院外科

【目的】膵頭十二指腸切除術(PD)患者の退院後30日以内の再入院率とその原因を明らかにして、危険因子を同定すること。【方法】退院基準を設定し、クリニカルパスを導入した2004年6月から2013年12月までの連続PD376名を対象とした。再入院は27名(7.2%)に認められ、再入院の有無で背景因子を比較し、危険因子の同定を行った。【結果】術後在院日数は14日(6−150)で、再入院群27名の最多原因は、感染性合併症12名、胃内容排泄遅延7名、その他8名であった。再入院群の良性疾患は33%で、非再入院群の13%と比較して有意に高率(p=0.008)。術後合併症の比較で、再入院群(74%)は非再入院群(50%)より有意に高率(p=0.026)。多重回帰分析の結果、良性疾患と術後合併症の存在が再入院の独立した危険因子であった(p<0.05)。【結語】PD術後再入院の原因は、感染性合併症が最多であり、良性疾患であることや術後合併症発生患者が危険因子であった。
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