演題

OP-054-6

胆道癌に対する胆道再建術後胆管炎発症例の検討

[演者] 村上 冴:1
[著者] 味木 徹夫:1, 松本 拓:1, 吉田 優子:1, 篠﨑 健太:1, 武部 敦志:1, 外山 博近:1, 木戸 正浩:1, 福本 巧:1, 具 英成:1
1:神戸大学肝胆膵外科

【背景・目的】胆道再建術後の胆管炎の発症は広く知られているが、その頻度については不明な点が多い。胆道癌に対する胆道再建術後の胆管炎について検討を行った。【対象】2008年から2013年に当院で手術を施行した胆道癌132例を対象とした。【結果】手術は胆道再建を伴う肝切除が42例、膵頭十二指腸切除が70例、胆管切除が20例であった。入院加療を必要とした胆管炎は胆管癌無再発の状態で17例(13%)に、胆管癌再発65例中26例(40%)に認めた。再発前の胆管炎発症と関係していた因子は吻合部癌遺残(P=0.022)であり、再発後の胆管炎発症と関係していた因子は吻合部再発(P=0.0003)であった。性別、吻合口数、手術術式、吻合部以外の癌遺残については胆管炎との関係は見られなかった。【結語】胆管炎は吻合部の腫瘍遺残が発症にもっとも大きく関係していた。吻合部に腫瘍を認めない症例においても10/106例(9.4%)で胆管炎を認めた。
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