演題

OP-054-5

膵管胆道合流異常症例の外科治療成績と問題点

[演者] 斎藤 洋之:1
[著者] 末松 友樹:1, 須田 寛士:1, 高橋 深幸:1, 真崎 純一:1, 大森 敬太:1, 石橋 雄次:1, 若林 和彦:1, 伊藤 豊:1
1:国立病院災害医療センター消化器乳腺外科

【目的】膵管胆道合流異常症例の外科治療成績と問題点について検討した【対象】過去25年間に経験した自験例の臨床像、手術成績について検討を行なった。【成績】自験例の胆道拡張例は19例、胆道非拡張例は12例。胆道拡張例の19例のうち非癌症例は17例、癌症例は2例。肝外胆管切除を施行。吻合部狭窄と肝内結石が出現。非拡張例は12例のうち非癌例は11例、癌症例は1例。胆石、左側胆嚢、慢性膵炎が合併した。胆道拡張症例のうちの癌症例は肝内胆管癌1例、胆嚢癌1例の2例であった。非拡張症例のうち癌症例は胆嚢癌1例であった。【結論】膵管胆道合流異常に胆道拡張症を伴う症例では、胆嚢摘出+肝外胆管切除を行なうが、遠隔期の肝内結石、吻合部狭窄に留意することが肝要である。胆道癌の最好発年齢は75-79歳とされているのに対し、自験例では合流異常症例の胆道癌合併年齢は通常の癌発症年齢よりも20-30歳程度若年であった。
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