演題

OP-053-7

腹腔内観察併用単孔式腹膜前腔鏡下鼠径ヘルニア修復術(iSTEP)の手技と成績

[演者] 漆原 貴:1
[著者] 高倉 有二:1, 鈴木 崇久:1, 大石 幸一:1, 札場 保宏:1, 池田 聡:1, 眞次 康弘:1, 石本 達郎:1, 中原 英樹:1, 板本 敏行:1
1:県立広島病院消化器外科

[緒言]従来の腹膜前腔鏡下鼠径ヘルニア修復術(TEP)の欠点を補うために単孔式の利点を生かして腹腔内併用単孔式TEP(以下iSTEP)を考案し手技と成績を報告する。[対象と方法] 2009年4月よりiSTEPを導入し2014年7月までに58例に施行した。片側31例、再発例9例、両側18例であった。臍窩2cm皮膚切開、腹腔内観察しヘルニアの病型,再発形式を確認。腹直筋前鞘を切開し直視下剥離を恥骨方向に行いRetzius 腔に到達しアクセスポートを装着し送気し腹膜前腔を露出しヘルニア嚢を剥離しparietalizationを行った。ヘルニア嚢を処理し十分なサイズの人工パッチを挿入してTackerで固定した。最後に腹腔内観察で修復を確認し腹壁閉鎖した。[結果]手術時間(分)は片側例:97±22,再発例:127±17,両側例:137±21で術後出血なし、再発1例あり再手術で修復した。 [結論] iSTEPは、臍窩の創からの腹腔内観察、腹膜前腔の直視下操作が行えて操作空間が確保でき整容性に優れた。
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