演題

OP-053-6

TEPは鼠径ヘルニア手術の標準術式となりえるか?

[演者] 石田 あい:1
[著者] 牧 淳彦:1, 杉本 敦史:1, 藤田 悠介:1, 坂本 享史:1, 太治 智愛:1, 吉川 潤一:1, 中村 達郎:1, 倉橋 康典:1, 多田 正晴:1, 白潟 義晴:1
1:兵庫県立尼崎病院外科

【はじめに】当院では鼠径ヘルニアに対するTEP(totally extraperitoneal preperitoneal repair)を2011年から導入し、症例数は年々増加している。Direct Kugel法との比較検討を行った。【方法】2011年1月~2014年8月に施行された鼠径ヘルニアおよび大腿ヘルニア手術187例のうち、Direct Kugel法101例とTEP 33例の手術時間、出血量、術後入院期間及び術後合併症について後ろ向きに解析した。【結果】手術時間の中央値はTEP126分/Direct Kugel法98分(p<0.01)、出血量は1ml /12ml (p<0.01)、術後在院日数は3日/ 3日(NS)であった。Direct Kugel法で術後血腫が多かった。TEP症例では術後1か月以上に及ぶ疼痛症状を認めていない。【考察】TEPはやや手術時間が長いものの、鏡視下で止血を確認できることが出血量と血腫が少ない理由と考える。Direct Kugel法と比較して遜色ない結果であり、組織破壊も少なく、今後も症例数を増やし標準術式として普及推進を行っていく。
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