演題

OP-053-5

腹膜外腔アプローチ 単孔式腹腔鏡下鼠径ヘルニア修復術(SILS-TEP) の有用性

[演者] 若杉 正樹:1
[著者] 益澤 徹:1, 鄭 充善:1, 岸 健太郎:1, 種村 匡弘:1, 赤松 大樹:1
1:大阪警察病院外科

[目的] SILS-TEP法の手技工夫を報告し,成績を検討する.[手術手技] 臍輪内2.5cm長の皮切をおく.腹直筋後鞘と腹直筋との間を剥離する.ラッププロテクターミニ,5mmポート3本を挿入したE・Zアクセスを装着する.腹膜外腔を剥離し,ヘルニア嚢処理を行う.Parietex folding mesh をabsorba tackで固定する.[結果] 男性195例,女性30例,平均年齢 67歳.片側ヘルニア 193例,両側ヘルニア 32例. JHS I-1:35部位,I-2:100部位,I-3:19部位,II-1:29部位,II-2:22部位,II-3:15部位,III:5部位,IV:12部位,再発ヘルニア18部位,閉鎖孔ヘルニア2部位.平均手術時間は片側ヘルニア90分,両側ヘルニア131分.平均術後在院日数は3日だが,2泊3日入院クリニカルパス導入後34例では1日.術式移行4例.平均術後観察期間14カ月で,漿液腫17例,臍部創感染2例, 臍部創血腫1例認めたが保存的に軽快した.再発なし.[結語] SILS-TEP法は整容性に優れ,有用である.
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