演題

OP-052-5

腹腔鏡下鼠径ヘルニア修復手術(TAPP法)における問題点と対処法

[演者] 岡田 敏弘:1
[著者] 飯室 勇二:1, 平野 公通:1, 麻野 泰包:1, 宇山 直樹:1, 鈴村 和大:1, 中村 育夫:1, 近藤 祐一:1, 小坂 久:1, 裵 正寛:1, 藤元 治朗:1
1:兵庫医科大学肝胆膵外科

【はじめに】2008年よりTAPP法(n=137)を導入し、術後疼痛軽減や再発率低下を報告してきた。ただしヘルニア門の大き場合TAPP法は術後早期のメッシュ逸脱の危険を孕む。【目的】巨大ヘルニアのTAPP手技を提言しvideoで供覧する。【手術方法】①初期にはヘルニア門3㎝以上の症例にはTAPP法とLichtenstein法を行うハイブリッド手術(n=2)を施行したが手術時間の延長を認め、従来法(前方到達法単独)に対する優位性は認めなかった。②恥骨肉腫術後の恥骨、Cooper靭帯の部分欠損例のヘルニアを経験し、メッシュ固定部欠損に対しまずヘルニア門を縫縮し、その上にメッシュを可及的に敷設・固定するmodified TAPP法で対応した。この後、3cmを超えるヘルニア門症例はヘルニア門を可及的に先行縫縮後にTAPPを施行した。【結果】ヘルニア門縫縮TAPP(n=2)の1例に漿液腫を認めたがヘルニア再発はない。【まとめ】ヘルニア門縫縮TAPPは術後早期のメッシュ逸脱を防ぐ。
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