演題

OP-052-4

高齢者に対する腹腔鏡下ヘルニア根治術(TAPP)の検討

[演者] 谷岡 利朗:1
[著者] 高橋 周作:1, 松本 哲:1, 久慈 麻里子:1, 植木 伸也:1, 田原 宗徳:1, 山上 英樹:1, 秦 庸壮:1, 田中 浩一:1, 益子 博幸:1, 石津 寛之:1, 高橋 弘昌:1, 高橋 昌宏:1
1:JA北海道厚生連札幌厚生病院外科

<はじめに>鼠径部ヘルニアに対する80歳以上の高齢者に対するTAPPの成績を検討した。<対象と方法>2012年10月から2014年7月までに施行した85例のうち80歳以上の高齢者12例(14%)を対象とし非高齢者と比較した。<結果>高齢者の平均年齢は82.4(80-91)歳で、男9例、女性3例。ASA分類は2が7例、3が5例。全員基礎疾患があり、1人(0.8%)が抗凝固薬を内服していた。高齢者と非高齢者でヘルニア分類に大きな違いは認めなかった。平均手術時間は高齢者53.5分、非高齢者74.9分と高齢者が有意に短かった(p<0.01)。術後のVASは高齢者と非高齢者とには有意差を認めなかったが、全日において高齢者の値が小さかった。術後平均在院日数は高齢者、非高齢者ともに1.9日で有意差は認めなかった。両者とも術中偶発症や大きな術後合併症、再発は認めなかった。<結語>高齢者に対するTAPPも、非高齢者と同様に安全に施行可能と考える。
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