演題

乳癌診療におけるHER2 DISH法の有用性

[演者] 常田 祐子:1
[著者] 鯉淵 幸生:1, 荻野 美里:1, 小田原 宏樹:2, 小川 晃:3, 田中 優子:3, 宮永 朋実:3, 堀口 淳:4, 竹吉 泉:4
1:高崎総合医療センター乳腺・内分泌外科, 2:東邦病院 外科, 3:国立病院高崎総合医療センター病理検査科, 4:群馬大学臓器病態外科

【背景と目的】乳癌診療のHER2判定におけるDISH法の有用性について検討した.【対象と方法】2013年4 月〜12月に当院で針生検または手術にて採取した乳癌組織144例について検討した.また,HER2陽性乳癌におけるタキサンとトラスツズマブを用いた術前化学療法について,DISH法導入前後で違いがあるかどうか検討した.【結果】IHC法とDISH法は相関していた.IHC法0または1+は115例あり,DISH法でも陰性であった.また,IHC法3+の17例は全てDISH法でも陽性と判定された.IHC法で2+であった32例の平均数値はFISH法が1.78であるのに対し,DISH法は1.21で,有意にFISH法が高かった(p=0.02).HER2陽性乳癌における術前化学療法において, IHC法+FISH法とDISH法を用いた場合でpCR率に差はなかった.【まとめ】針生検でも永久標本でもDISH法は可能であり,従来のIHC法+FISH法に比べ短期間で結果が出るので有用であると考える.
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