演題

HER2陽性転移性乳癌に対するペルツズマブ+トラスツズマブ併用療法によるメインテナンス治療標準化の可能性

[演者] 井口 雅史:1
[著者] 石川 聡子:1, 高村 博之:1, 二宮 致:1, 北川 裕久:1, 藤村 隆:1, 伏田 幸夫:1, 太田 哲生:1
1:金沢大学消化器・乳腺・移植再生外科

当院のトラスツズマブ+ペルツズマブ併用療法(HP)を検討しメインテナンス治療について検討した.(対象) HER2陽性転移性乳癌にHP+DOC療法(HPT)を行った10例,年齢中央値:57.8歳,治療ライン中央値:3.(結果)奏効率:60%,TTF中央値:8.2か月,投与サイクル中央値:13,DOCサイクル中央値:5,DOCのDI:24mg/m2/wであった.80%(8/10例)はHPTの途中からHPに変更されており、8例中5例(50%)はPR後に変更した真のメインテナンス治療であった。HP治療期間の中央値:36週、5例中3例はHP投与中にPDとなり2例は再度HPTを継続中である。G3以上の有害事象は好中球減少(20%)、白血球減少,貧血,γGTP上昇,口内炎(10%)と少なく、早めにメインテナンスに移行したためと考えられた。(結語)HPのメインテナンス治療は標準化しつつあるが、そのエビデンスは乏しくさらなる症例の蓄積が必要である。
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