演題

乳がん術前化学療法施行後のMRI、PEM所見と病理学的効果判定についての比較検討

[演者] 小島 康幸:1
[著者] 吉田谷 芙美:1, 志茂 彩華:1, 上島 知子:1, 土屋 恭子:1, 志茂 新:1, 速水 亮介:1, 西川 徹:1, 川本 久紀:1, 津川 浩一郎:1
1:聖マリアンナ医科大学乳腺・内分泌外科

高いpCR率が得られるHER2陽性乳癌や、トリプルネガティブ乳癌(TNBC)で、術前化学療法後の画像でCRと判定されても、病理学的には病変の残存を認めることがある。Positron emission mammography (PEM)はMRIと比べ、病変の検出感度及び特異度が同等以上とする報告がある。効果判定におけるMRIとPEM併用の有用性を検討した。2013年9月から2014年3月に術前化学療法後、PEMが行われたHER2陽性又はTNBC症例を後向きに検討した。Luminal-HER2が6例、HER2-enriched 5例、TNBC 2例で、全例浸潤性乳管癌であった。MRIでCRと判定した2例はPEMでもFDGの集積は無く、病理学的にはGrade2b、3であった。MRIでPRと判定した11例では、PEMでFDG集積なしが7例、このうちGrade3が3例、2bが1例、2aが1例、1aが2例であった。間質に漏出した造影剤を反映したMRI所見と、腫瘍の糖代謝を反映したPEMを併用する事で残存腫瘍をより正確に画像で評価することが可能になると考えられた。
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