演題

CT-HU値による乳癌の腋窩リンパ節転移診断

[演者] 浦田 正和:1
[著者] 喜島 祐子:1, 平田 宗嗣:1, 新田 吉陽:1, 有馬 豪男:1, 中条 哲浩:1, 有上 貴明:1, 上之園 芳一:1, 奥村 浩:1, 前村 公成:1, 石神 純也:1, 吉中 平次:1, 夏越 祥次:1
1:鹿児島大学消化器・乳腺甲状腺外科

目的:術前に実施したCTでCT値(Hounsfield Unit以下HU値)を測定し,後ろ向きに腋窩リンパ節転移診断を実施する.患者と方法:前治療なく当院で切除した浸潤性乳管癌患者283名のうち,当院でCTを施行した131例を対象とした.腋窩リンパ節転移例は49例であった.腋窩リンパ節を同定し,トレースしたROI内の最大HU値と平均HU値を測定した.腋窩リンパ節転移陽性群,陰性群の統計学的有意差を検討し,ROCカーブを作成しカットオフ値を決定した上で,感度,特異度,陽性的中率,陰性的中率,正診率を算出した.結果:単純CTの平均HU値,最大HU値,造影CTの平均HU値,最大HU値でリンパ節転移陽性群・陰性群に有意差があった(p<0.05).ROCカーブを用いて算出したカットオフ値はそれぞれ,16, 54, 60, 103で,正診率は71.8%, 80.2%, 68.7%, 76.3%であった.結論:CT-HU値を用いた腋窩リンパ節診断は簡便に実施が可能で,術前staging, 治療方針の決定に有用である.
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