演題

乳癌患者術後補助療法選択における抗悪性腫瘍剤感受性試験(HDRA法)の可能性

[演者] 平田 宗嗣:1
[著者] 喜島 祐子:1, 中条 哲浩:1, 有馬 豪男:1, 新田 吉陽:1, 江口 裕可:1, 野元 優貴:1, 吉中 平次:1, 夏越 祥次:1
1:鹿児島大学消化器・乳腺甲状腺外科

目的:早期乳癌患者の組織培養法抗癌剤感受性試験(HDRA法)の有用性について検討した。対象:2011年8月~2014年8月に当科で手術を施行した原発性乳癌21例。方法:原発巣より1cm角で採取する方法と、VACORAによって採取する方法を用いた。SRL社のHDRA検査へ提出した。感受性試験は、①MMC ②5FU ③ADM ④CDDP ⑤PTXの5剤に対して行った。結果:VACORAによる採取方法は5例に対して行ったが、5例中2例で検体不足で検査不能であった。増殖抑制率はMMCでは平均72.0%、5FUは54.9%、ADMは60.0%、CDDP 55.4%、PTXは83.4%であった。5FUでは平均値が“感受性あり”の基準値以下であった。考察・結語:HDRA検査を補助療法前に行うことで、補助療法選択の一助になる可能性が示唆された。また、VACORAによる採取は検体量不足であったため、マンモトームなどの違ったモダリティによる組織採取で検体量を確保することで、術前治療への応用も今後検討したい。
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