演題

進行再発乳癌に対するnab-paclitaxelとgemcitabine併用療法の安全性について-間質性肺炎と発熱発生についての報告

[演者] 緒方 秀昭:1
[著者] 久保田 伊哉:1, 尾作 忠知:1, 齋藤 芙美:1, 金澤真 真作:1, 馬越 俊輔:1, 片岡 明美:1, 金子 弘真:1
1:東邦大学医療センター大森病院乳腺内分泌外科

(背景)我々は、進行再発乳癌に対するnab-paclitaxelとgemcitabine併用療法(GnP療法)の臨床試験を施行し、間質性肺炎と発熱を認めた。同法の安全性と併せて報告する。(対象と方法)対象はGnP療法を施行した進行再発乳癌患者32例。Gemcitabine 1000 mg/m2、nab-paclitaxel 125 mg/m2の同時投与をday1、8の3週毎に投与した。(結果)Grade3以上の有害事象は好中球減少17例(53%)、貧血1例(3%)、血小板減少4例(12%)、発熱性好中球減少症1例、末梢神経障害2例(6%)。間質性肺炎と発熱は各々1例(3%)。有害事象による治療中止理由は末梢神経障害6例、倦怠感2例、間質性肺炎1例、発熱1例である。間質性肺炎発症例はステロイド投与にて、発熱症例はGnP療法中止にて改善した。両症例ともDLSTにてgemcitabine陽性だった。いずれも患者の状態は良好であった。(結語)GnP療法時に間質性肺炎と発熱を認めた。早期の適切な対応によって重篤化は防げ得ると思われる。
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