演題

乳癌nab-PTX化学療法の末梢神経障害に対する加圧ストッキング・スリーブ・予防薬処方(3S)治療における治療回数と末梢神経障害グレード、皮膚血流との関連

[演者] 大野 毅:1
[著者] 峯 孝志:2, 吉岡 大樹:3, 小坂 幹子:4, ドケルコフ 麻衣子:5, ドケルコフ チャールズ:5, 松尾 繁年:1, 東 尚:1, 眞田 雄市:1, 三島 壯大:1, 井上 諭:1, 濱田 隆志:1, 森 善洋:3, 松田 一之:6
1:長崎県島原病院外科, 2:長崎みなとメディカルセンター市民病院 臨床腫瘍科, 3:長崎みなとメディカルセンター市民病院 薬剤部, 4:長崎みなとメディカルセンター市民病院 看護部, 5:長崎みなとメディカルセンター市民病院 国際外来, 6:長崎みなとメディカルセンター市民病院 検査部

【背景】アブラキサン(nab-PTX)の末梢神経障害に対して対策を試み、患者皮膚血流の低下とストッキングによる皮膚血流改善を明らかにした。しかし皮膚血流低下の出現時期については不明。【目的】nab-PTX治療回数と血流回復の関連。【対象と方法】3週毎nab-PTX260mg/㎡の22例。治療回数を1~5回の群(first period (1P)群, n=16)、6~10回の群(second period (2P)群, n=16)、10回以上の群(third period (3P)群, n=12)に群別。<神経障害対策>nab-PTX投与直前より加圧スリーブ・ストッキングを24時間着用。牛車腎気丸,メコバラミン、ラフチジン21日間内服。【結果】ストッキング前後の皮膚血流は、1P群では7.49から11.39へ(p<0.01)、2P群では7.95から10.78へ(p<0.01)と有意に増加。3P群は9.31から10.75(p=0.15)。【まとめ】皮膚血流の低下はnab-PTX治療早期から出現。ストッキングにて血流の回復はより良好。末梢神経障害の予防は投与初期から行うべき。
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