演題

手術可能乳癌に対する術前化学療法としてのweekly nab-PTX followed by FEC療法の検討(臨床第II相試験)

[演者] 関 大仁:1
[著者] 浅沼 史樹:1, 山田 好則:1, 森永 正二郎:2, 矢内原 久:3, 金田 宗久:4, 鈴木 慶一:4, 石井 良幸:4, 神谷 紀輝:4, 大作 昌義:4
1:北里研究所病院ブレストセンター, 2:北里研究所病院 病理診断科, 3:北里研究所病院 放射線診断科, 4:北里研究所病院外科

【背景】nab-PTXの毎週投与法により高い抗腫瘍効果と副作用の軽減を目的に臨床試験を実施した。【対象・方法】手術可能乳癌15例を対象にweekly nab-PTX+FECによる術前化学療法を施行。主要評価項目はpCRとした。【結果】pCR率は53.3% (8/15)であり、全体の臨床的奏効率はCR 46.7% (7/15)、PR 53.3% (8/15)であった。サブタイプ別pCR率は、Luminal A は33.3%、Luminal Bは0%、Luminal B(HER2陽性)は75%、HER2陽性は100%、TNBCは100%であった。乳房温存率は86.7%(13/15)であった。治療完遂率はnab PTXが93.3%であり、FECが26.7%であった。nab-PTXにおけるGrade3以上の有害事象は好中球減少(6.7%)のみであり、末梢神経障害の発現は46.7%であったが全てGrade 2以下であった。【まとめ】weekly nab-PTX followed by FECでは良好なpCR率が得られた。【結語】weekly nab-PTX followed by FECは有効性が高く、副作用の少ない術前化学療法レジメンである。
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