演題

当院におけるセンチネルリンパ節生検 腋窩郭清省略に向けて

[演者] 近藤 直人:1
[著者] 藤田 崇史:1, 澤木 正孝:1, 服部 正也:1, 吉村 章代:1, 市川 茉莉:1, 石黒 淳子:1, 安立 弥生:1, 小谷 はるる:1, 久田 知可:1, 岩田 広治:1
1:愛知県がんセンター中央病院乳腺科

【背景】SNB陽性症例に対して安全にALNDを省略するためには何らかの指標が必要である。【目的】SNB陽性症例に対する安全にALND省略可能な症例の同定。【対象・方法】2003~2013年までにSLN転移陽性と診断されALNDを施行された407例の内術前薬物療法例などを除いた338症例。MSKCCノモグラムと転移状況との関連性を検討した。【結果】338例の内non-SLNに転移陰性症例(A群)は175例、non-SLNに転移陽性症例(B群)は163例であった。MSKCCスコアはA群:26.2、B群:34.3、MSKCCスコアとnon-SLN転移陽性率、non-SLN転移個数はともに相関関係を認めた。MSKCCスコア30をカットオフ値とした場合、適合症例は194例(57.3%)、感度:0.59、特異度:0.73、陽性的中率:68%、陰性的中率:65% 、non-SLN転移症例における平均転移数:2.4であった。【結語】ALNDを安全に省略するためにMSKCCスコア30が指標となりうるが偽陽性率も高く臨床導入に関しては慎重にならざるを得ない。
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