演題

当科におけるセンチネルリンパ節生検適応の整合性とセンチネルリンパ節転移陽性症例に対する追加腋窩郭清省略の可能性についての検討

[演者] 林 剛:1
[著者] 伊藤 英人:1, 藤野 啓一:1, 小泉 和也:1, 浅川 英輝:1, 三田 一仁:1, 村林 亮:1, 永易 希一:1, 太田 絵美:1, 橋本 昌俊:1, 高橋 昴大:1
1:新東京病院外科

【目的】当科におけるセンチネルリンパ節生検(SNB)適応の整合性とセンチネルリンパ節(SN)転移陽性患者に対する追加腋窩郭清省略の可能性について検討した。【方法と対象】2005.7月から2014.6月までにSN生検を施行した原発性乳癌手術145症例(平均62.1歳)を対象とした。Z0011試験適応症例に関してはBreast Cancer Nomogram(BCN)を用いてnon-SLNへの転移予想率を算出し検討した。【結果】SN個数は平均1.7個で、陽性20例陰性125例であった。陽性20例には腋窩郭清を行いnon-SLNへの転移は1例(6.7%)であった。SN同定率は100%、術前評価としてのSNBの適応正診率は120/145(82.8%)・腋窩リンパ節転移正診率は144/145(99.3%)であった。陽性でZ0011試験に適合する15症例のPSALNはnon-SLN転移陰性例で平均は54.1%、転移例は52%であった。【考察】当科におけるSLNB適応の整合性は十分にあった。SLN転移陽性患者の追加腋窩郭清省略の妥当性は当科では不明であった。
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