演題

ACOSOG Z0011試験におけるcriteriaの妥当性の検証

[演者] 永山 愛子:1
[著者] 神野 浩光:1, 高橋 麻衣子:1, 林田 哲:1, 植野 華子:1, 栗原 俊明:1, 竹前 大:1, 亀山 香織:2, 北川 雄光:1
1:慶應義塾大学一般・消化器外科, 2:慶應義塾大学病理診断部

【背景】Z0011試験の意義は、ノンセンチネルリンパ節(NSLN)の遺残腫瘍が微量であれば術後補助療法により、腋窩郭清省略で予後を悪化させないという事である。【方法】当院でセンチネルリンパ節(SLN)転移陽性で腋窩郭清を行った253例を対象とした。SLN転移陽性はmicro又はmacro転移と定義した。【結果】症例の年齢中央値は54歳、臨床学的腫瘍径の中央値は2.0cmであった。SLN転移が2個以下かつ乳房温存術施行142例におけるNSLN陽性率は26.8%であったのに対して、SLN転移が2個以下かつ乳房切除術施行86例では31.4%、SLN転移が3個以上かつ乳房温存術施行14例では42.9%、SLN転移が3個以上かつ乳房切除術施行6例では66.7%であった(p=0.09)。リンパ節転移陽性個数中央値は1.0/1.0/4.0/4.5個であった(p<0.01)。【結論】当院のSLN転移陽性2個以下かつ乳房温存術施行群においてNSLN転移陽性率が低い傾向にあり、Z0011の選択基準は適切である事が示唆されたと考えられる。
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