演題

ACOSOG Z0011の条件を満たせば、センチネルリンパ節転移陽性患者の腋窩郭清は省略可能か?

[演者] 高山 伸:1
[著者] 市田 美保:1, 石田 洋樹:1, 関本 康人:1, 河又 寛:1, 小倉 正治:1, 浅原 史卓:1, 瀧川 穰:1, 原田 裕久:1, 佐藤 道夫:1, 松井 淳一:1
1:東京歯科大学市川総合病院外科

【背景・目的】ACOSOG Z0011 trialの結果から、ある一定の条件を満たせば、センチネルリンパ節(SLN)転移陽性でも腋窩郭清(Ax)を省略する傾向にある。しかし、本当にAxを省略して良いのか、未だにcontroversialである。そこでretrospectiveにZ0011 trialの条件を満たす症例を抽出し、その臨床病理学的背景を検討してみた。【対象】2009年から2013年に当院で手術を施行した原発性乳癌患者419例。【結果】419例中、T1/2N0は263例(62.8%)。術前薬物療法なしで、Bp + SNを施行した124例中11例(8.9%)にSLN転移を認め、いずれも2個以下であった。11例全てにAxを施行し、非SLN転移は4例(36.4%)に認めた。4例は全例RTx施行し、無再発生存中である。【まとめ】ACOSOG Z0011の条件を満たし、SLN転移が2個以下であった症例は419例中11例(2.6%)と少なかったが、11例中4例(36.4%)に非SLN転移を認めており、腋窩郭清省略は慎重にすべきと思われた。
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