演題

乳癌におけるAPOBEC3B遺伝子発現と病理学的因子

[演者] 坪井 美樹:1
[著者] 山根 有人:2, 堀口 淳:1, 吉山 伸司:3, 小田原 宏樹:4, 内田 紗弥香:1, 樋口 徹:1, 時庭 英彰:1, 佐藤 亜矢子:1, 長岡 りん:1, 高他 大輔:1, 小山 徹也:5, 西山 正彦:2, 竹吉 泉:1
1:群馬大学臓器病態外科, 2:群馬大学病態腫瘍薬理, 3:群馬大学大学院 未来先端研究機構 統合腫瘍学研究部門オミックス医学研究プログラム, 4:東邦病院外科, 5:群馬大学病理診断学

【はじめに】近年cytidine deaminase活性を持つAPOBEC3BがゲノムDNAに対するmutatorとして働きうることが示された.特に乳癌,卵巣癌おける遺伝子変異の原因の一つとなっている可能性が示唆されている.しかしながら、その詳細はいまだ明らかではない.原発性乳癌の手術検体におけるAPOBEC3BのmRNA発現と臨床病理学的因子との関連,およびdriver gene mutation statusとの関連を検討した.【対象と方法】2007年1月~2012年12月に当院にて手術を施行された原発性乳癌のうち, 95症例を対象としAPOBEC3B mRNAの発現を検討した. 【結果/考察】APOBEC3B mRNAはこれまでの報告と同様に,正常乳腺組織と比較し腫瘍組織で有意な高発現が認められた.さらに病理学的核異型度との間に相関関係をみとめaggressive phenotypeとの関連が示唆された.化学療法に対する感受性に関連する遺伝子発現との関連の検討結果についても報告する.
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