演題

浸潤性小葉癌と浸潤性乳管癌におけるエストロゲン合成代謝酵素の比較

[演者] 高木 まゆ:1
[著者] 石田 孝宣:1, 三木 康宏:2, 玉城 研太朗:3, 雷 哲明:4, 平川 久:5, 笹野 公伸:2, 大内 憲明:1
1:東北大学腫瘍外科, 2:東北大学病理診断学, 3:那覇西会那覇西クリニック, 4:博愛会相良病院乳腺科, 5:東北公済病院

【目的】ILCの約9割を占めるLuminal Aに着目し、IDCとILCでエストロゲン合成代謝酵素の比較およびエストロゲン応答遺伝子発現について遺伝子解析を行った。【方法】東北大学病院、東北公済病院、博愛会相良病院の手術症例215例について,免疫組織学的手法を用い、エストロゲン合成代謝酵素(STS,EST,17βHSDtype-1,17βHSDtype-2,aromatase)の比較およびエストロゲン応答遺伝子解析を行った。【結果】ILCにて、エストロゲン合成酵素の活性が抑制されており、エストロゲン代謝酵素の活性が亢進していた。エストロゲン応答遺伝子群の発現は概ねILCの方が低い結果となった。【考察】これらのことからILCではエストロゲン活性が抑制されている可能性やエストロゲン濃度が局所で低値である可能性が考えられた。ILCとIDCではエストロゲン受容体への応答が異なる可能性があり、抗エストロゲン剤やアロマターゼ阻害剤への感受性も異なる可能性が考えられた。
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