演題

原発性乳癌組織における膜蛋白Axl発現の意義に関する研究

[演者] 田中 仁寛:1
[著者] 徳永 えり子:2, 井上 有香:1, 中司 悠:1, 西村 章:1, 田尻 裕匡:1, 堤 智崇:1, 由茅 隆文:1, 財津 瑛子:1, 笠木 勇太:1, 津田 康雄:1, 秋山 真吾:1, 山下 奈真:1, 中島 雄一郎:1, 安藤 幸滋:1, 今村 裕:1, 大垣 吉平:1, 佐伯 浩司:1, 岡野 慎士:1, 沖 英次:1, 前原 喜彦:1
1:九州大学消化器・総合外科, 2:九州大学九州連携臨床腫瘍学

【背景】Axlは、receptor tyrosine kinases (RTK)であるTAM family のメンバーであり、様々な癌腫で過剰発現し、癌の進行や転移と関連があることが報告されている。【目的】原発性乳癌における膜蛋白Axl発現の意義を検証する。【対象】原発性乳癌(cStage I-III)186例。【方法】Axl蛋白発現を免疫組織化学染色(IHC)で評価し解析した。【結果】178例の手術標本がIHCにて評価可能であり、Axl低発現群43例、Axl高発現群135例であった。Axl高発現群は、低発現群と比べ、ER陽性率が有意に高かった(p<0.01)が、その他の因子とは明らかな関連は認められなかった。Axl発現と予後に明らかな関連は認められなかったが、vimentin+/Axl高発現群は、その他と比べ、無再発生存率(p=0.06)、全生存率(p=0.01)は共に不良であった。【結語】AxlとER発現が関連すること、vimentin+/Axl高発現群は予後不良であることが示された。
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