演題

OP-044-7

胸部外傷におけるダメージコントロール手術の意義

[演者] 伊部 崇史:1
[著者] 上吉原 光宏:1, 井貝 仁:1, 河谷 菜津子:1, 尾林 海:2, 渥實 潤:2, 大瀧 容一:2, 永島 宗晃:2, 懸川 誠一:2, 菅野 雅之:2, 川島 修:2, 清水 公裕:2, 竹吉 泉:2
1:前橋赤十字病院呼吸器外科, 2:群馬大学臓器病態外科

【はじめに】ダメージコントロール手術(DCS)は,典型的には①簡略手術,②集中管理,③再手術計画からなり,肝損傷へのガーゼパッキング(GP)が代表的であるが,広義には単独の簡略手術も含まれる.胸部外傷におけるDCSの意義を検討した.【対象】2003-2014年の胸部外傷手術例197例中,DCS11例(5.6%)を対象に治療および予後を検討.【結果】男9/女2例,平均年齢61歳. 初回手術平均時間96分,平均出血量1908ml.典型群8例の術式は,肺切除・修復4,血管結紮2,他2例.同時にGPを4例胸腔内,1例開胸部へ施行.術後48時間以内に4例死亡.広義群3例は,肺門一括処理2,他1例.1例死亡.救命6例のDCS理由は,他領域外傷2,他4例. 一方,死亡5例は出血傾向が4例とより重篤で,胸腔内GP例が含まれた.【まとめ】胸部外傷でのガーゼパッキング施行は極めて重篤な状況で救命困難であった.
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