演題

ヒト膵島移植における細胞シート工学の有用性

[演者] 平原 正隆:1
[著者] 黒木 保:1, 堺 裕輔:1, 北里 周:1, 足立 智彦:1, 田中 貴之:1, 松島 肇:1, 黒島 直樹:1, 藤田 文彦:1, 金高 賢悟:1, 高槻 光寿:1, 江口 晋:1
1:長崎大学移植・消化器外科

背景:これまで当科では線維芽細胞シートがヒト肝細胞シートの機能を改善させ、間葉系幹細胞 (Mesenchymal stem cells: MSC)シートが膵島への保護効果を有することを報告してきた。現在Alberta大学より研究目的で輸送されたヒト(h)膵島を用い線維芽細胞シートとのh膵島+線維芽細胞シートの作製に成功。膵島+MSCシートの移植効果と、ヒト膵島を用いて作製したh膵島+線維芽細胞シートの効果を報告する。方法:[1]ラット膵島+MSCシートを作製。DM-SCIDマウスの皮下へ移植。[2]ヒト(h)膵島+線維芽細胞を作製。viabilityを計測。結果:[1]膵島+MSCシート群では全例血糖正常化。新生血管数はシート化し有意に増加。[2]viabilityは線維芽細胞シート群で有意に改善。結語:MSCシート移植は新生血管の増生を促し移植効率を改善。線維芽細胞シートはヒト膵島に対し保護効果を有する。細胞シート工学を用いた膵島移植は、移植効率を向上させる新たな移植手段となる。
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