演題

iPS細胞由来樹状細胞を用いた消化器固形癌テーラーメイド治療の可能性

[演者] 尾島 敏康:1
[著者] 岩本 博光:1, 中森 幹人:1, 中村 公紀:1, 北谷 純也:1, 勝田 将裕:1, 早田 啓治:1, 松村 修一:1, 加藤 智也:1, 田端 宏尭:1, 竹内 昭博:1, 岩橋 誠:1, 山上 裕機:1
1:和歌山県立医科大学第二外科

【背景】我々はiPSDCを分化誘導し,その抗腫瘍効果について評価し,ナイーブDC(BMDC)と比較検討した.【方法】C57BL/6 iPSDCを分化誘導.同種メラノーマ細胞(B16)の腫瘍抗原遺伝子gp100発現iPSDCをワクチン担体として投与し、誘導されたgp100特異的CTLの抗腫瘍効果について評価.【結果】iPSDCは成熟化能、リンパ節への遊走能はBMDCと同等.gp100遺伝子導入iPSDCは特異的CTLの誘導が可能であり,CTLの殺腫瘍効果はBMDCと同等であった.腫瘍モデルを用いた治療系においてもTAA発現iPSDCはBMDCと同等の抗腫瘍効果を認めた.【結語】腫瘍抗原遺伝子導入iPSDCはBMDCと同等の抗原提示能を有した.iPSDCはナイーブDCと同等のqualityを有し,さらに無限増殖能を有するため,ワクチンツールとしては最適である.患者個別のiPSDC細胞を樹立し,安定したDCワクチンを行う究極の個別化治療が期待される(Int J Cancer 2014;132:332).
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