演題

OP-042-7

T4b膵頭部浸潤(T4b-Ph)胃癌に対する外科治療の現況と問題点

[演者] 大和田 洋平:1
[著者] 明石 義正:1, 稲川 智:1, 古田 智章:1, 塚本 俊太郎:1, 田村 孝史:1, 久倉 勝治:1, 榎本 剛史:1, 村田 聡一郎:1, 小田 竜也:1, 大河内 信弘:1
1:筑波大学消化器外科

背景:胃癌治療ガイドラインではT4b胃癌に対する治療は「治癒切除が望める場合に他臓器合併切除」と記されているが臨床上問題となるのは膵頭部(Ph)浸潤でありその治療方針については一定のコンセンサスは得られていない。目的:当科におけるT4b-Ph胃癌に対する治療の現況をまとめ治療法について考察する。方法:2006年7月から2014年6月に当科で手術を行ったT4b-Ph胃癌11例を対象に治療内容、予後について検討した。結果:腫瘍の局在はいずれもL領域に存在し4例に十二指腸浸潤を認めた。術式は姑息手術:bypass=3:8であり全例がR2手術であった。非治癒因子を認めない5例は、3例がbypass、2例が姑息手術。生存期間(日)は、bypass (11,62,964)、姑息手術(183,464)であった。考察:T4b-Ph胃癌の予後は不良であり、少数例の検討だが姑息的切除の意義は乏しい。全例が幽門狭窄を認めるため、bypass+化学療法±Conversion surgeryが現実的な選択肢だと考える。
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