演題

OP-042-4

術中診断されたStageⅣ進行胃癌に対する原発巣切除(reduction surgery)の意義と至適条件の検討

[演者] 山田 直也:1
[著者] 赤井 淳:1, 清水 崇行:1, 朴 景華:1, 小池 大助:1, 市田 晃彦:1, 石田 隆志:1, 吉田 幸弘:1, 永井 元樹:1, 古屋 隆俊:1, 野村 幸博:1, 田中 信孝:1
1:旭中央病院外科

【目的】術中診断されたStageⅣ進行胃癌に対する原発巣切除の意義と至適条件について検討する。【対象・方法】2004.7~2014.6に術中所見でStageⅣ(胃癌取り扱い規約第14版)と診断された胃癌72例を後方視的に解析した。当施設では周囲臓器への浸潤が軽度の場合には原則積極的に原発巣切除を施行した。【結果】原発巣切除群(n=44)と非切除群(n=28)で比較したところ、全体の生存解析では原発巣切除群が予後良好を示した(中央生存期間1.9年 vs 0.9年, p=0.002)。サブグループ解析では、LYM0H0(中央生存期間3.1年 vs 0.6年, p=0.003)、術後化学療法施行(中央生存期間3.0年vs 0.9年, p<0.001)で原発巣切除群の優位性が示された。一方、LYM1もしくはH1、化学療法施行しない場合には原発巣切除の優位性は認められなかった。【結語】術中診断されたStageⅣ進行胃癌に対する原発巣切除は、LYM0H0、術後化学療法施行される場合、生存期間延長に寄与する。
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