演題

OP-042-3

当科におけるStage IV胃癌に対する切除症例の検討

[演者] 関野 康:1
[著者] 熊木 俊成:1, 浦下 周一:1, 中田 岳成:1
1:長野県厚生連長野松代総合病院外科

<緒言>2004年から2013年の10年間で切除を施行したStage IV胃癌 31例を対象とし、臨床的特徴を検討した。<結果>男:女=24:7、年齢中央値75(51-90)歳、術後生存期間中央値427(25-2267)日であった。腹膜播種11例、腹水細胞診(cy)陽性6例、腹膜播種+遠隔転移4例、肝転移3例、遠隔LN転移3例、多臓器転移2例、肺転移1例、骨転移1例であった。8例で術前化学療法、23例で術後化学療法を施行した。3年生存を7例、5年生存を2例に認めた。R0 or 1切除 vs. R2切除、cy陽性 vs. 他の非治癒因子、単独 vs. 複数の非治癒因子、術前化学療法あり vs. なし、術後化学療法あり vs. なし、では単独の非治癒因子でp<0.005、術後化学療法ありでp<0.01の有意差を認めた(log-rank検定)。<考察>エビデンスやガイドラインにおいてStage IVに対する積極的な切除は推奨されていないが、切除により長期生存が可能な症例もあることを念頭に日常診療に臨むべきと思われる。
詳細検索
アプリバナー iPhone版,iPad版 Android版