演題

OP-042-2

StageⅣ胃癌の切除例の検討 -P0CY1とP1の治療成績を中心に-

[演者] 稲葉 圭介:1
[著者] 松本 圭五:1, 飯野 一郎太:1, 眞野 勇記:1, 福本 和彦:1, 神藤 修:1, 宇野 彰晋:1, 深澤 貴子:1, 落合 秀人:1, 鈴木 昌八:1, 北村 宏:1
1:磐田市立総合病院外科・消化器外科

【はじめに】当科で手術切除したStageⅣ胃癌の治療成績を検討した。【対象と方法】2008年6月〜2014年7月に切除したStageⅣ胃癌56例を対象とした。観察期間中央値は15.7月(2~65月)。特に腹膜播種(P1)と腹腔洗浄細胞診陽性(P0CY1)の成績を比較した。【結果】胃癌切除361例中でStageⅣは56例(15.5%)。進行癌195例中の28.7%。肝転移6例、No16転移3例、P1 26例、P0CY1 21例。壁深達度はT4a 42例、T4b5例、8例が漿膜面露出なし。幽門側胃切除21例、胃全摘26例。P0CY1では18例(86%)がD2郭清のR1手術。P1のD2郭清は8例(31%)で手術目的は症状制御だった。術後化学療法はP0CY1でS-1、P1はS-1+CDDPが中心。全生存期間中央値はP0CY1 18.2月, P1 13.5月、無増悪生存期間の中央値はP0CY1 13.5月, P1 8.9月で、P0CY1が良好(p<0.05)。P0CY1は5年生存例も認める。【結語】P0CY1のStageIV胃癌はR1の標準術式と術後化学療法で予後が期待できる。
詳細検索
アプリバナー iPhone版,iPad版 Android版