演題

OP-041-8

高齢者胃癌症例における術後補助化学療法の意義

[演者] 谷口 博一:1
[著者] 田村 茂行:1, 竹野 淳:1, 石田 智:1, 佐藤 泰史:1, 森本 祥悠:1, 日馬 弘貴:1, 橋本 直佳:1, 松下 克則:1, 木村 慶:1, 桂 宜輝:1, 大村 仁昭:1, 新田 佳苗:1, 賀川 義規:1, 沖代 格次:1, 向坂 英樹:1, 柄川 千代美:1, 武田 裕:1, 加藤 健志:1
1:関西労災病院外科

【背景】ACTS-GCよりStageⅡ-Ⅲ(13版)においてはS-1の術後補助化学療法が現在、標準治療となっているが、高齢者における有効性については不明な点も多い。【目的・対象】2001-08年に当院でR0手術を行った75歳以上の胃癌のうち、StageⅡ・Ⅲの100例を対象として術後補助化学療法の有用性についてretrospectiveに検討を行った。【結果】男性71例、女性29例、平均年齢は79.9歳、StageはⅡA/ⅡB/ⅢA/ⅢB/ⅢCが22/26/18/22/12例であった。33例で術後補助化学療法が施行され(AC群)、67例は経過観察であった(非AC群)。年齢はAC群78.0歳、非AC群80.8歳と非AC群で高値であった(p<0.0001)。5生率はStageⅡ(AC群15例、非AC群33例)で78.6%, 85.8%(p=0.6740)、StageⅢ(AC群18例、非AC群34例)で61.5%, 43.7%(p=0.5424)であった。【結語】高齢者胃癌に対する術後補助化学療法での明らかな予後改善は認められなかった。今後の前向き臨床試験での検討が望まれる。
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