演題

OP-041-4

80歳以上高齢者胃癌手術患者の長期予後とQOLに関する検討

[演者] 宮本 勝文:1
[著者] 小山 隆司:1, 大石 達郎:1, 高橋 応転:1, 坂平 英樹:1, 川嶋 太郎:1, 上村 亮介:1, 江里口 光太郎:1, 荒瀬 裕巳:1, 関根 沙知:1, 澤田 隆一郎:1
1:兵庫県立淡路病院外科

【はじめに】80歳以上胃癌手術患者の予後やQOLの調査を行い、若年者と比較し、治療上の対策を検討。【対象および方法】対象は01年~11年の胃癌手術患者652人。80歳以上(H群)128人、79歳以下 (L群)524人。13年に予後調査とQOL調査(STO22他)を行った。QOL調査の回答は652人中250人。高齢者(QH群)は26人、若年者は(QL群)は224人。【結果】背景因子では癌進行度は同等、併存疾患はH群多い。手術時間はH群短かい。術後合併症は同等。5生率はH群58.4%、L群74.1%。EORTC STO22を用いたQOL調査で症状スコアのdysphagea, pain, eating restriction, dry mouth, tasteでQH群が悪い。QH群は遠隔期に心疾患と肺炎の死亡症例が多い。【考察】高齢者胃癌に対する外科治療において術後短期成績は若年者と差が認められない。5生率58.4%は満足でき、外科治療は積極的に行うべき。QOLの観点からは術式等に検討の余地あり。遠隔期には肺炎と心疾患に注意が必要。
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