演題

OP-041-2

80歳以上高齢者胃癌切除症例の臨床学的特徴と周術期リスク解析

[演者] 筒井 麻衣:1
[著者] 松永 篤志:1, 萬谷 京子:1, 和多田 晋:1, 星本 相淳:1, 夏 錦言:1, 市東 昌也:1, 相浦 浩一:1, 掛札 敏裕:1
1:川崎市立川崎病院外科

高齢者胃癌切除症例の臨床学的検討と周術期リスク因子解析を行った.【対象/方法】2009.1 ~2104.9に胃癌切除術を施行した80歳以上の47例の周術期因子を検討, Clavien Dindo GradeII以上の合併症のリスク解析を行った.【結果】平均84.1歳, 併存疾患の最多は循環器疾患の27例, 早期癌19例, 進行癌28例であった. ② 手術時間中央値249分, 平均出血量374.6ml, 早期癌症例の42.1%が腹腔鏡手術であり, 全体の59.6%にガイドライン推奨度郭清の縮小が施行された. ③ 術後平均在院日数は20.9日,合併症は22例(46.8%)に生じた.合併症リスク因子解析では, 出血量が相関し(P=0.0053), 腹腔鏡手術群で有意に少なく, 合併症群で術後の血清総タンパク質濃度が低かった.【考察】高齢者胃癌切除症例は循環器疾患併存率が高く, 術中出血量過多は合併症発生, 栄養状態にも影響を及ぼす. 腹腔鏡手術では出血量が有意に少なく, 早期胃癌症例での施行が合併症予防につながり得る.
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