演題

OP-040-8

75歳以上の胃癌患者におけるリンパ節郭清範囲が及ぼす長期予後の臨床的検討

[演者] 上野 太輔:1
[著者] 松本 英男:1, 安藤 陽平:1, 河合 昭昌:1, 遠迫 孝昭:1, 窪田 寿子:1, 東田 正陽:1, 中島 洋:1, 岡 保夫:1, 奥村 英雄:1, 鶴田 淳:1, 中村 雅史:1, 平井 敏弘:1
1:川崎医科大学消化器外科

【初めに】75歳以上胃癌患者を対象にリンパ節郭清の範囲が長期予後や再発期間に影響を及ぼすかを検討した。【対象と方法】2007年1月~2014年6月までに当科で治療を行った75歳以上の胃癌患者111例を対象とした。平均年齢は80.56歳であった。胃癌患者の内訳はT1が48例,T2以深が63例であった。手術方法はPGが13例、DGが54例、LADGが21例、TGが23例であった。リンパ節郭清はD1が13例、D1+が56例、D2が40例、D3が2例であった。【結果】T1症例で単変量解析、多変量解析においてリンパ節郭清はOS, DS, RFSに有意差を認めなかった。T2以深症例では単変量解析でOS, RFS では有意差を認めなったが、DSでは有意差を認めた(p=0.0198)。しかし、多変量解析では有意差を認めず(p=0.2554)、リンパ節郭清のそれぞれ因子のオッズ比においても有意差を認めなかった。【結語】75歳以上の進行胃癌患者では、リンパ節の郭清度が再発や予後に大きな影響は及ぼさい可能性が示唆された。
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