演題

OP-040-6

75歳以上高齢者胃癌患者に対する腹腔鏡下胃切除術の短期成績

[演者] 棚橋 利行:1
[著者] 山口 和也:1, 奥村 直樹:1, 田中 秀治:1, 深田 真宏:1, 兼松 昌子:1, 山田 敦子:1, 松井 聡:1, 佐々木 義之:1, 田中 善宏:1, 松橋 延壽:1, 高橋 孝夫:1, 長田 真二:1, 吉田 和弘:1
1:岐阜大学腫瘍外科

【対象・方法】2004年4月からの10年間で75歳以上の胃癌手術患者のうちStageIであった90例につき、開腹群(O群)、腹腔鏡群(L群)それぞれにおける術後短期成績を後方視的に比較検討した。【結果】平均年齢はO群80.4歳、L群78.9歳。O群の多くは進行癌と術前診断されており、L群では開腹移行を3.4%に認めた。手術時間はO群3.53時間、L群5.27時間(p<0.01)であり、出血量はO群210ml、L群70ml(p<0.01)であった。併存疾患はO群で93.5%、L群で96.6%に認め、癌の既往はそれぞれ38.7%、18.6%であった。合併症発生率はC-D分類Grade II以上でO群19.4%、L群13.6%であった。術後在院日数はO群21.6日、L群15.6日であった。【考察】腹腔鏡下胃切除術では開腹手術に比べ、有意に手術時間は長いが、出血量は少なく、術後の重篤な合併症も少なかった。また、入院期間の延長も認めなかった。75歳以上高齢者において、腹腔鏡下胃切除術は比較的安全に施行可能と考えられた。
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