演題

OP-040-5

高齢者に対する腹腔鏡下胃切除術の術後短期成績の検討

[演者] 藤崎 宗春:1
[著者] 羽生 信義:1, 篠原 寿彦:1, 川野 勧:1, 高橋 慶太:1, 梶 沙友里:1, 小郷 桃子:1, 篠原 万里枝:1, 谷田部 沙織:1, 藤田 明彦:1, 金井 秀樹:1, 朝倉 潤:1, 三森 教雄:2, 矢永 勝彦:2, 大木 隆生:2
1:町田市民病院外科, 2:東京慈恵会医科大学外科

【緒言】鏡視下手術の普及と共に高齢者に対し腹腔鏡下胃切除術を施行する機会が増加している.【目的】高齢者に対する腹腔鏡下胃切除術の術後成績を検討した.【対象と方法】2007年1月〜2014年7月に胃癌に対し腹腔鏡下胃切除術を施行した185例を70歳以上の高齢者群(Elderly,E群)104例と70歳未満の非高齢者群(Non-elderly,N群)81例を検討した.【結果】患者背景因子は性別,BMI,Charlson Comorbidity Index(以下CCI)で両群間に有意差なくASAはE群で有意に高値だった.手術成績は手術時間,出血量,術式,郭清度で両群間に有意差なく,術後合併症(CD II以上)はE群11例(10.5%),N群7例(8.6%)で両群間に有意差はなかった.術後合併症の危険因子を検討し,単変量解析でCCI,ASA,手術時間が有意差を認め,多変量解析でCCIが有意差を認めた(P=0.017).【結論】腹腔鏡下胃切除術は高齢者でも安全に施行できた.CCI は術後合併症の危険因子として有用な指標となり得る.
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