演題

OP-039-6

胃全摘脾合併切除症例における好中球リンパ球比の臨床的意義

[演者] 室谷 隆裕:1
[著者] 和嶋 直紀:1, 木村 昭利:1, 赤坂 治枝:1, 桜庭 伸悟:1, 久保 寛仁:1, 岡野 健介:1, 二階 春香:1, 袴田 健一:1
1:弘前大学消化器外科

【目的】脾合併切除を伴う胃全摘術症例において好中球リンパ球比(NLR)や血小板リンパ球比(PLR)と予後の関連について検討した。【対象と方法】2005年1月から2014年6月までにM0の初発胃癌症例に対して脾摘を伴う胃全摘術を施行した76例を対象とし、術前、術後NLR、PLR、臨床腫瘍学的因子と予後の関連性を検討した。【結果】対象症例は男性56例、女性30例、年齢中央値は65.5(47-83)歳であった。pT1/2/3/4=18/9/21/28、pN0/1/2/3=33/8/12/13であり、5年生存率(OS)はStage I:100%、Stage II:94.4%、Stage III:51.9%であった。単変量解析ではpT3以上(p=0.002)、pN1以上(p=0.002)、30POD NLR≧2(p=0.011)が有意差を認め、術前NLRや術前術後のPLRでは有意差を認めなかった。多変量解析ではpT3以上(p=0.028)、30POD NLR≧2 (p=0.019)が有意差を認めた。【結語】脾合併切除を伴う胃全摘症例においてNLRが有用な予後予測因子となることが示唆された。
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